診療紹介

診療紹介

季節の予防から、どうぶつ達の健康を守る手術まで

動物病院はヒトの総合病院のような役割を担っています。
季節の予防やワクチン接種などの予防から、病気の治療、検査、手術まで幅広く対応しています。
獣医療は日々進歩しています。獣医師・看護師それぞれが、専門性を活かしてのチーム医療を行っています。
飼主様と動物の不安や負担を少しでも和らげれるような、「優しい診療」を目指しています。
当院のスタッフ紹介はコチラ
イメージ

どうぶつに負担の少ない「優しい」手術を

当院では手術を行うにあたり、どうぶつへの負担ができる限り少なくなるような手術法をご提案しています。
ご希望がある際は、診察時にご相談ください。

○麻酔時間を減らす手術方法

どんな手術であっても、麻酔のリスクが伴います。麻酔のリスクは麻酔時間の長さによっても変わります。そのため、どうぶつへの麻酔の負担を軽減するには、手術時間を短くすることが必要です。当院では、手術時間を短くする術式や手術器具の導入を行っています。

≪血管シーリングシステムについて≫

ご希望のある方へは、血管シーリングという手術用の特殊な器具を使用しての手術を行っております。従来のシステムでは細い血管などの出血をコントロールするのは可能でしたが、太い血管では難しい症例もありました。手術内容によっては、止血作業に時間がかかり、麻酔時間と手術時間の延長に繋がっていました。
血管シーリングという器具を使用することにより、血管の太さに関係なく従来よりも大幅に簡便・迅速に手術を行うことができます。特に腫瘍の摘出手術においては、この器具の有無により手術時間が大幅に変わってきます。

○消炎鎮痛剤の利用

手術時、手術後に発生する「痛み」を減らすことができれば、術後により早く動けるようになる、より早く食欲が出るようになる、より早く良い睡眠がとれるようになる、などの効果がみられます。その結果として、術後の回復も早くなりますので、どうぶつへの身体の負担を減らすことに繋がります。

○投薬が難しい子のために(手術時の注射の利用)

手術後の化膿を防ぐために、術後はご自宅で投薬を行っていただくことが必要です。しかし、お薬をあげるのが難しい子も多くいます。そのため。手術時にお薬の変わりとなる注射を打つことで、飼主様の投薬の苦労を減らすこともできます。
投薬の漏れもなくなりますので、術後の回復も早くなります。注射は麻酔時に打つため、どうぶつの体にも痛みや負担はありません。