当院での治療症例やスキンケアに関するコラムなどをご紹介します。
腹腔鏡によるセントバーナードの腹腔内精巣去勢術の実際のえいぞうです。

傷の小ささに注目してください。この子は術後数時間で元気にはしゃいで帰っていきました。
腹腔鏡手術は傷が小さく体に負担の少ない手術であると再実感しました。
長期間飼い主様も悩んでおられましたが、毛がふさふさになり喜んでおられました。

右の赤い機械が最新鋭の2波長半導体レーザー治療器です。

レーザーを照射しています。
肛門腺の化膿による自壊が起こり、通常の治療で治癒しなっかった創傷遅延症例であったがCTSレーザーを2回照射すると治癒しました。レーザー治療の効果を実感した症例です。

オゾン治療前のひどい状態のときです。この子は薬の賦形剤等にもアレルギーが出るらしく普通の薬さえも服用できないとのことです。

少量自家血オゾン治療開始3ヶ月後

治療半年後
オゾン少量自家血療法と当院独自の保湿液にて飼い主様や主治医の先生も驚くくらい皮膚の状態が良くなりました。
耳を洗浄してもスグ黒い耳垢が出てくる時は耳道の奥に耳ダニがいてるかもオトスコープならきっちり観察できます。
高齢の子や全身麻酔のリスクの高い子でも処置できる体に優しい手術です。処置後すぐ元気に帰っていきました。
前回も紹介させていただいたのですが、当院に
腹腔鏡 が導入されました。
今回は膀胱鏡下で膀胱結石摘出を行った症例のお話です。
☆膀胱結石を膀胱鏡下で摘出するメリット☆
1:傷口が小さい
2:膀胱の切開も小さい(通常のオペの半分以下)
3:硬性鏡(膀胱の中が拡大してみえます。)をつかうので、細かい結石の取り忘れを防ぐことができる
硬性鏡
4:膀胱粘膜の状態を知ることができる。
3と4は特に大事なPOINTです。
通常の膀胱鏡、硬性鏡を使わないオペでは取り残しや、膀胱内部を知ることはできません。
膀胱内に結石が見えています
膀胱内の映像です。粘膜が荒れています
興味のある方は1度ご来院ください
当院に、2013年冬に腹腔鏡が入りました。
避妊手術をした大型犬でもこんな小さな手術跡です。
このわんちゃんでは、抜糸なしでいけました。
☆腹腔鏡手術のメリット☆
傷口が小さい
痛みが少なく回復が早い
臓器癒着が少ない
基本的に避妊手術(卵巣摘出術)では、お腹の中に糸を使わない。(糸は異物なので時には病気を引き起こします)
興味のある方は1度ご相談下さい。

ドルチェにての治療前

ドルチェにて治療2ヶ月後
獣医皮膚科学会発表症例 外用治療とスキンケアのみでこんなにきれいになりました。
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