当院での治療症例やスキンケアに関するコラムなどをご紹介します。
腹腔鏡によるセントバーナードの腹腔内精巣去勢術の実際のえいぞうです。

傷の小ささに注目してください。この子は術後数時間で元気にはしゃいで帰っていきました。
腹腔鏡手術は傷が小さく体に負担の少ない手術であると再実感しました。
前回も紹介させていただいたのですが、当院に
腹腔鏡 が導入されました。
今回は膀胱鏡下で膀胱結石摘出を行った症例のお話です。
☆膀胱結石を膀胱鏡下で摘出するメリット☆
1:傷口が小さい
2:膀胱の切開も小さい(通常のオペの半分以下)
3:硬性鏡(膀胱の中が拡大してみえます。)をつかうので、細かい結石の取り忘れを防ぐことができる
硬性鏡
4:膀胱粘膜の状態を知ることができる。
3と4は特に大事なPOINTです。
通常の膀胱鏡、硬性鏡を使わないオペでは取り残しや、膀胱内部を知ることはできません。
膀胱内に結石が見えています
膀胱内の映像です。粘膜が荒れています
興味のある方は1度ご来院ください
当院に、2013年冬に腹腔鏡が入りました。
避妊手術をした大型犬でもこんな小さな手術跡です。
このわんちゃんでは、抜糸なしでいけました。
☆腹腔鏡手術のメリット☆
傷口が小さい
痛みが少なく回復が早い
臓器癒着が少ない
基本的に避妊手術(卵巣摘出術)では、お腹の中に糸を使わない。(糸は異物なので時には病気を引き起こします)
興味のある方は1度ご相談下さい。
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